健康相談フジイ薬局

皆様、こんにちは。この度は、ご覧下さいまして誠にありがとうございます。
私はフジイ薬局　門井店の店主平岡進吾と申します。 あまり公けにすることでは無いかと思いますが、あなたと少しでも信頼関係を築きたく、すべてをお話します。

私は、よく言われる○代目店主というわけではありません。私の父は、薬屋とは全く関係のない段ボールの卸をしていました。働き者の父のおかげで、何不自由無く育てて頂きました。そのおかげか、父の仕事を手伝うこともせず、自分は自分で好きなことばかり。父の仕事とは関係のない「薬」という世界に入ったのも、特に深い理由があったわけでもなく、面白そうと思っただけ。でも父はそんな私を、反対もせず応援してくれていました。そんな自由奔放に育った私は、大学に行っても遊んでばかり、修士に入っても途中で辞めてしまい、夢ばかり多く言って、何一つ自分ではやろうとはせず、中途半端な人生を送っていました。今考えると、とても親不孝な息子でした。

そんな私は、社会に出ても同じ。そして、そこで知り合った女性（私の今の妻ですが）と結婚、妻の実家であるフジイ薬局で働かせていただくことになりました。でも、今まで自由奔放に生きてきた私は、役に立つこともなく、逆に、ご両親に教えて頂くばかりでした。

そんなとき、父が他界しました。もともと糖尿病を患っていて、私が小さい時からインシュリン注射を打っていました。糖尿病から、腎不全となり、透析間近。脳梗塞も患い、足も不自由に。ドクターも、もう何もできないといった状態でした。その時の光景は、今でも忘れられません。ベッドに横になっている父に、たくさんの点滴が打ち込まれ、咳がでれば、咳止め。頭が痛ければ、頭痛薬。何か訴えれば、その都度お薬が追加されていました。結局、父はそのまま亡くなりました。その時思いました。「薬って何のためにあるの？」症状を抑えさえすればいいのか？それで、病で苦しんでいる人を助けると言えるのか？

それからの私は、もっと病気の、人の根本的な分野の勉強に力をいれました。それは、食事のこと、漢方のことです。病気を治すというのは、お薬で抑えることではない、もっと自然で根本的な治療が大事なのだ、ということに気付きました。そのため、休日のほとんどを漢方や食養生講習会の出席のために使い、東京を何往復もする生活が始まりました。漢方も暗記するぐらい、何度も本を読み返しました。食養生の本も、また、患者さまにうまく説明ができるよう、話術の本もすでに、１００冊以上読みました。今では、食養生も含め、患者さまに抑えるだけの治療ではなく、根本から変えられる治療ができています。
高血圧のお薬をやめられた方や糖尿のお薬をやめられ、元気に楽しんで生活されている方、アトピーで薬漬けだった方が、一緒にがんばり、きれいなお肌になるようになりました。今では、「相談してよかった」「ありがとう」と言っていただけることが、自分の選んだ道が正しかったのだ、という大きな励みになっています。

病気というのは、お薬だけ飲めば、治るというものではありません。根本から治すには、その方の生活自体を変えなくてはいけません。でも、実際、生活を変えるというとのは、とても大変なことです。そのために私たちがいます。どうすれば、根本的に治すことができるのか、どうすれば、生活や体質を変えられるのか。今の私には、その方法や知識、経験がたくさんあります。体のこと、病気のこと、お１人で悩まれているようでしたら、お話だけでもしてください。何か、少しでもあなたの悩みを解決する手助けができると思います。